ビルトインコンロ交換の基礎情報

自宅にビルトインコンロを導入する際に、製品選びにおいてチェックしておきたい機能の一つに「無水両面焼きグリル」があります。

グリルには大きく、上部から火がでるようになっている片面焼きグリルと、上下両面から火が出る両面焼きグリルの2種類があり、片面焼きグリルについてはさらにグリル皿に水を張っておく必要がある水ありのものと、汚れが落ちやすい加工が施されていて水を張らずに焼くことができる水無しのものに分けられます。

今日、製造・販売されているビルトインコンロは、無水両面焼きグリルが採用されているものが大半をしめています。

無水両面焼きグリルは片面焼きグリルと比較して、肉や魚の身が網や皿にくっつきやすいという難点があります。

その一方で、上下2箇所から火が出るため、扉を開けてひっくり返す手間が省略され、単純計算で片面焼きの約半分程度の時間で焼き上げることができます。

また、グリルの扉を開けなくても良いということは、ひっくり返す作業をするときに飛び散った油が皮膚についてやけどをするといった事故を防ぐことができるということでもあり、安全に調理をすることが可能になります。

高価な製品になると、オートグリルやオートメニューといった自動で焼き加減や温度や時間を調節する機能を使うことができ、自分で考えなくても魚や肉の料理を上手に仕上げられます。