...

ビルトインコンロとテーブルコンロの違い

一般家庭での使用を目的としたガスコンロは大きく分類するとテーブルコンロもしくはビルトインコンロの2つに分ける事ができ、どちらにもコンロという名称が付いておりガスの力で火を使う事ができるという共通点はあるものの見た目と仕様は著しく異なります。

テーブルコンロとは

様々な言い表し方がありますがテーブルコンロというのは既成品をブロックキッチンのコンロ用スペースに置くだけで完了するので、一切工事を必要とせずに設置と使用の開始をする事が可能です。

工事を必要としないという特性上、販売されている店舗数も多くホームセンターの他に家電量販店やインターネット上のECサイトからも買い求め設置する事ができます。

工事を必要としないという特徴から、学生もしくは単身赴任のビジネスマンを目的としたワンルームアパートなどで採用されている事例が多く、不動産経営をする側としても破損により物件には影響しないという魅力があります。

ビルトインコンロとは

一方のビルトインコンロというのはいわゆるシステムキッチンに導入されているようなガスコンロの事を指し、まるで住宅の一部にガスコンロが入り込んでいるように一体化しているタイプです。

一体型という特徴から長期間にわたって住むことを前提にしているマンションや戸建住宅で採用されており、使い勝手の満足感と見た目の美しさもシステムキッチンの一部に組み込まれているため、テーブルコンロよりビルトインコンロの方が人気です。

テーブルコンロと違いコンロとキッチン台の隙間や凹凸が少ないため、油ハネなどの掃除も簡単に済ませることができます。

ビルトインコンロを交換するには工事が必要になるので、ガスに関する資格を所有している業者に依頼して交換してもらわなければなりません。

テーブルコンロをビルトインコンロに交換するには

ブロックキッチンをシステムキッチンにリフォームすることで、テーブルコンロをビルトインコンロに交換することができます。

システムキッチンへのリフォーム工事、ビルトインコンロの交換工事と施工を分けてしまうと余計な工事費や出張料がかかりますので、リフォームとコンロの設置をセットする方が料金を抑えることができるのでおすすめです。